花粉が舞う時期になると、多くの人が涙や鼻水が止まらなくなる症状に悩みます。
日本の宿命病とも言える花粉症ですが、こうした症状に悩む人を傍目に「自分は症状がでていないから大丈夫」と安心している人もいるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。
もしかしたら突然何の前触れもなく目から涙がこぼれたりしてませんか?花粉にさらされる場所や時間じゃないのに涙が出るような人は、既に花粉によるアレルギー症状が出ているのかもしれません。
最近、遅効性アレルギーが話題となってきていますが、花粉症もアレルギー反応の一種なのでこうした遅効性の症状が出てもおかしくはありません。
この遅効性アレルギーの厄介な所は、とにかく症状が遅れて出てくるためにアレルゲンの特定が難しいということです。
lgG抗体検査という遅効性アレルギーの検査は、まだ費用も高く一般的ではありません。
とにかく、もし春先からじわっと涙が出てくるような人は、遅効性アレルギーによる花粉症を疑って警戒してみたが良いかもしれません。
花粉症は花粉に対する体の免疫機能が過剰に作用した状態を指します。
花粉が体内に入り込むことで様々な症状に見舞われますが、特に目の痒みは生活に大きな支障をきたす症状なので速やかに対処する必要があります。
花粉症は一度発症すると完治しないので、症状を緩和させる治療をうけるのが一般的な対処法です。
市販の薬剤は個人の体質によっては効果が低い事かあるので、医療機関で検査を受けたうえで薬剤を処方してもらうことで効果的に症状を抑えることが出来ます。
その一方で、薬剤の成分によっては副作用に見舞われることもあるので、異常を感じた場合はすぐに投薬を中止して改めて治療を受けるように心がけます。
目の痒みを散らすために擦ると眼球に傷が付いてしまうトラブルに見舞われることがあるので、痒みを緩和させる治療は花粉の飛散が終わる時期まで続けることが健康を維持するための心得です。
また、外出を控えて花粉に触れないように注意するのも花粉症を抑えるための工夫の一つです。
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Last update:2024/10/7
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